設楽町観光協会Blog

日時　９月５日（月）
時間　午前8時～午後２時頃
場所　清崎　毘沙門堂　（設楽町清崎字小野19番地）

清崎の百万遍念仏は、明治の廃仏毀釈中断、明治２３年毘沙門堂の再建とともに念仏講も復活しました。午前８時頃には、組の人たちがぼたもちや菓子などをつめた重箱を持参して毘沙門堂に集まり、供物を捧げます。一同は外陣に輪をつくって座り、「鉦たたき」と「数取り」が横に着座して、大数珠を右に回しながら鉦の拍子で「南無阿彌陀仏」と念仏の唱和が始まります。
清崎で行われている百万遍念仏は、略法草修と呼ばれる百万遍で、数珠の一顆を繰るごとに一回の念仏を唱えたこととなり、大数珠が一回りすると、大数珠の顆の数に講員数を乗じた数が、念仏を唱えた回数となります。百万遍の念仏は、講員20人、1,080顆の大数珠で46回まわすことで百万遍となります。休憩や昼食をはさんで午後2時00分頃まで行われます。

　
※清崎の百万遍念仏は設楽町無形民俗文化財に指定されています。
私たちの先祖は設楽町のこんなにも山深い地に村を切り開き、田畑を作り、文化を育ててきてくれました♡
のどかな清崎地区で、地域の方により大切に受け継がれている歴史文化にふれてみませんか(*´▽｀*)



写真は過去のものです。