清崎百万遍念仏
清崎百万遍念仏に行ってきました。
清崎で行われている百万遍念仏は、「略法草修」と呼ばれる百万遍で、数珠の一顆を繰るごとに一回の念仏を唱えたこととなり、大数珠が一回りすると、大数珠の顆の数に講員数を乗じた数が、念仏を唱えた回数となります。百万遍の念仏は、講員20人、1,080顆の大数珠で46回まわすことで百万遍となります。
私たちが毘沙門堂におじゃましたのは10時半ごろ。地元のお母さんたちが温かく迎えてくれ、手作りのお菓子までいただだきました。
そして「一緒に念仏を唱えていきんよ、人数が多いと助かるで!!」と誘われ、毘沙門堂で大数珠を回すことに・・・・('ω')
大数珠を回すのは想像以上にコツと根気が要りましたが、おかあさんたちの元気に圧倒され、回す手を休めることもできず、心地よい緊張感とおかあさんたちとの一体感を感じながら、大数珠回しを体験させていただきました。
講員は昔から一軒に1人、おばあさん(姑さん)が参加するのが習わしで、お嫁さんはその日も農業の担当。念仏を唱えながら楽しんでいるおばあさんをうらやましく思い、「早く念仏講に参加したいなー」と嫁さんたちは口々にいっていたようです。それくらい楽しい女性の憩いの場、年に一度のお祭り、おしゃべりの場だったのですね。
のどかな清崎地区で、地域の方により大切に受け継がれている歴史文化にふれ、あらためて、郷土を知ることの大切さや楽しさを感じることができ、またこの町へ愛情が沸いてきました(*´▽`*)